法政中高で得た学び

大学に直結する学び

2021年度卒業 法政大学経営学部市場経営学科 澤 裕太
2021年度卒業 法政大学経営学部市場経営学科 澤 裕太

高校では法政ならではの「付属校らしい学び」ができたと思います。多くの授業の中からシラバスを読んで自分の興味に合わせて選択したり、100分授業に近い形の授業を体験したり、ゼミの中ではパワーポイントやレジュメを作って発表しました。大学に入学した後で必要となる様々なことに、事前に触れる機会を持つことができました。また、夏期・冬期休暇前の約2週間、自分で進路を選択するために先生方が特別講座を開講してくれます。そこでは普段の授業ではやらないような内容を学ぶことができます。高校1年生の時に経営やマーケティングの授業を受講したのがきっかけとなり、現在大学で学んでいる学問に興味を持ち始めました。その繋がりで高校2・3年生でも必修選択授業で数学とマーケティング戦略ゼミを受講しました。

ある授業では、ある企業が主催しているビジネスコンテストに出場し、受賞をすることができました。コンテストでは企業に新サービスを提案するという内容で、プレゼンテーション相手を強く意識して発表に臨みました。後から振り返るとそれが受賞に繋がったのだと思います。それまで「相手がどのような人で何を考えているか」を意識することは少なかったのですが、このコンテストを通して得られた成果の1つだと思います。

自分の好きや興味を見つける

法政高校では、自分の興味関心を広げることができました。私は高校から受験をして入学しましたが、入学前は高校・大学に行き就職するというレールのようなイメージが自分の中にありました。大学に行くこと自体に価値があると思っており、なんとなくそうした方が良さそうだからという理由で付属校を志望校にしました。しかし、高校入学後、必修選択授業や夏期・冬期特別講座など様々な授業や行事のおかげで、興味のある学問に出会うことができました。今ではその内容を深く学ぶために大学に通っています。高校1年生のうちから自ら進んで色々な分野に触れておくことは、大学で何を学びたいかを考える上で役に立つと思います。

受験勉強に取られない時間を活かすかどうかは自分次第

法政高校は色々な選択ができる自由度が高い学校だと思います。例えば特別講座もどの講座を取るか選ぶことができますし、ゼミでの発表も具体的な内容を自ら考え、創意工夫をすることができます。その一方で、受験勉強が無いため他の高校生よりも時間がありますが、その空いた時間を何に使うか考える必要があると思います。そのために高校1年生から色々な分野の学問に触れ、ゼミの授業や部活動や学校行事などに勤しむことで、将来を見据えて自分のために時間を使うことができました。大学では空きコマがあるので時間の使い方が更に大事だと気付き、高校生から意識していたことがとても役に立っていると感じています。

これからの人生において目標としていること

これまで付属校という環境を最大限に活かし、視野を広げてきました。コロナ禍で、多くの方に支えられています。これまでの「学び」で得た経験を活かし、今度は自分が助ける側となり、自分なりの新しい形で世の中に価値を提供できるような人になりたいと思っています。

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