2025年度高校入試 出題傾向
推薦入試(適性検査)
国語
読み,書き,同音異義語,対義語,四字熟語,漢字構成等の識字問題をはじめてとして,慣用句,敬語,文法や文学史など国語の基礎知識を出題します。教科書・便覧などを用いて正確な知識を身につけておいてください。また,現代文分野と古典分野で基礎的な事を聞く,文章問題も従来通り出題します。過去に出題した問題と同じような問題も出題される可能性があるので,過去の問題もしっかり解けるようにしておいてください。
数学
計算力や各分野において学んだ内容の理解と定着など,高校入学後必要とされる基礎的な学力をみるために,基本および標準レベルの問題を出題します。解答は答えのみ解答する形式としますので,基本事項を定着させるとともに計算力の強化とケアレスミスをなくし正確に解ける力を身につけておいてください。
英語
2024 年度入試から,従来の「作文」を廃止し,新たに「読解」の分野からの出題を増やしています。したがって,「語彙・文法」「読解」の2分野からの出題となります。本校で学習していくにあたり,備えていなければならない基礎力が確かにあるかどうかを測るという出題意図に変更はありません。「語彙・文法」では,中学必修の単語や熟語がつづりも含めて正しく習得されているか,また,文脈から判断して正しく文法を運用できるかを問う問題を出題します。単語は何度も書いたり発音したりしながら確実に覚えておくことが必要です。また,文法は基本的な文法ドリルに繰り返し取り組み,ルールだけでなく,その概念もきちんと習得するように心がけてください。
「読解」では,英文を読んでその主旨を正確に把握できるかを測るという出題意図はそのままに,新たに課題文の要約文を利用し,課題文の主旨が正確に把握できるかを問う問題を出題します。日頃から自分の力で楽に読めるレベルのものでいいですから,できるだけ多く英語の読み物を読む習慣を身につけておいてください。
一般入試
国語
物語的文章と説明的文章の読解問題を,大問として2題出題します。客観的な選択肢問題を中心に,抜き出し問題や各大問につき記述問題がそれぞれ1問程度出題されます。基礎的な読解力をみるだけではなく,接続詞,漢字の読み書きや語句の意味など,中学で学習した総合的な国語力をはかります。大問の文章は量も多く,難度も高く,文章のジャンルも多岐にわたります。書かれている内容を正確に読み取り,論理展開を把握する練習をしておくことは勿論ですが,日頃から質・量ともに読書のレベルのアップを心がけて,新書本なども読むようにしておいてください。
数学
計算力や各分野において学んだ内容の理解と定着など,高校入学後必要とされる基礎的な学力をみるために,中学校で学んだ事柄をふまえたうえでの標準的な問題を中心に出題します。難問に対して演習時間を割くよりも,基本的なレベルから標準的なレベルの問題演習をしっかり積み重ねておいてください。なお,解答の形式は答えのみとします。
英語
2024 年度入試から,推薦入試と同様に従来の「作文」を廃止し,新たに「読解」の分野からの出題を追加しています。したがって,「リスニング」「語彙・文法」「読解」の3分野からの出題となります。本校で学習していくにあたり,備えていなければならない基礎力が確かにあるかどうかを測るという出題意図に変更はありません。「リスニング」では,「人の対話やアナウンスなどから必要な情報を正確に聞き取る力」を問う問題を出題します。日頃からラジオやテレビの英語番組や洋画などを利用して多くの英語を実際に耳にしたり,英検などでリスニングドリルをしたりしておくと良いでしょう。また,知らない単語ばかりが続くと内容も正確に汲み取れないので,語彙を増やす勉強もしておく必要があります。「語彙・文法」では,中学必修の単語や熟語がつづりも含めて正しく習得されているか,また,文脈から判断して正しく文法を運用できるかを問う問題を出題します。単語は何度も書いたり発音したりしながら確実に覚えておくことが必要です。また,文法は基本的な文法ドリルに繰り返し取り組み,ルールだけでなく,その概念もきちんと習得するように心がけてください。「読解」では,「長文の内容を早く的確につかむ力」「英語で書かれた資料から必要な情報を的確につかむ力」を問う問題を出題することに加え,新たに課題文の要約文を利用し,課題文の主旨を正確に把握できるかを問う問題を出題します。日頃から自分の力で楽に読めるレベルのものでいいですから,できるだけ多くの英語の読み物を読んだり,英字新聞にチャレンジしたりするなど,様々な種類の英文を読む習慣を身につけておいてください。