【中学】多様性を学ぶ講演会を実施しました!

2024年7月25日

 7月19日に、中学2年生と3年生を対象に多様性を学ぶ講演会を実施しました。
「ジェンダリスト」として活動する3人組のグループ「ミュータントウェーブ」さんをお招きし、お話を伺いました。

 ダイバーシティやアンコンシャスバイアス、公平と平等の違い、セクシャリティの4要素、LGBTなどについて分かりやすいお話があり、ミュータントウェーブの3人がL・G・B・Tのどれに当てはまるのかを当てる企画もありました。なぜそう思ったのかを参加者にインタビューし、同じ人を見ているのに、人によって感じ方が全く違うことを体感しました。その後は、「世界一なんでも聞いていい」という質問タイムになり、「一人称は何ですか?」「性の多様性を認めないという人がいるが、どう思いますか」など会場から様々な質問が出ました。とても明るくポジティブで人生を楽しんでいる様子と、自分らしく生きること、自分を大切に、自分を好きになろうという3人からのメッセージは、たくさんの人の心に響いたようです。

生徒の感想(一部紹介)

  • 「別に性別が何であっても関係ないと感じました。LGBTだからと言って気を遣うのではなく、普通に接していいんだなと思いました。」
  • 「とても楽しい講座でした。じゃんけん大会などもあり、穏やかな空気の中で話を聞けて良かったです。今後、もし相談されたりしたら、今回聞けたことも踏まえて寄り添えたらいいなと思いました。」
  • 「人の見た目で性別を決めつけてしまっていました。自分と違う人を理解することは難しいことかもしれないけど、その人は何も変わらないということを忘れないようにしたいです。今はまだ日本は公平ではないので、全ての人が生きやすくなるといいと思いました。」
  • 「LGBT以外にも障害を持っている人など様々な違いがあると思うので、そういった違いで人を見るのではなくて「その人」という単位で見られるようにしたいと思いました。」
  • 「自分を好きになってほしいという言葉を何度も言っていたことが印象に残っています。まだ自分を好きになれていないので、これから好きになれたらいいです。そのためにまず、自分がやりたいことをたくさんしようと思いました。」

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