2024年度 第2回 お子様の登校でお困りの保護者の集いを開催いたしました

2025年1月28日

 1月25日(土)に「第2回 学校に行きづらい・休みがち・不登校の子の保護者の集い」を開催致しました。今回は中学時代に不登校を経験され、現在は社会人で一児の父でもある太郎さん(仮名)をゲストにお呼びして、当時の気持ちや今苦しんでいる子どもたちへのメッセージなどを話して頂きました。対面とZoomのハイブリッドで開催し、保護者14名の他、卒業生保護者・教職員も参加しました。お子様と一緒に視聴してくださったご家庭もありました。太郎さんから、今、苦しんでいる生徒・保護者の皆さんに向けて、「今はつらいことも多いと思うが、今あることが永遠に続くことはない。いつかいいことが来る。自分も高校・大学・社会人とステップを踏むことで、楽しいと徐々に思えてきた。今は暗い気持ちになると思うが、将来は明るい。大人になることも悪くないよ。」とメッセージがありました。今後も生徒・保護者・教職員みんなで一緒に悩み考えていけたらと思います。
次回は4月頃を予定しています。日程が決まり次第お知らせ致します。

参加者の感想を一部ご紹介します。
・親子でZoom参加させていただきました。お話を聞いて、子どもも自分に共通する思いなどあったようです。今は辛くても思い切って進んでいけば楽しいことがいろいろあるというメッセージがとても印象的でした。親にとっても子にとっても参考になりました。
・不登校の対応は大人の目線だけで考えがちになりがちなのですが、経験者の体験談を伺うことで、子ども側はどのように考えているのか、日常の家庭だけではなかなか知り得ないお話を知ることができました。さっそく今後の対応に活用して行きたいと思います。
・今となってやっとお話しいただけること、思い出したくないこと等もあったかと思いますが、親身にお話し頂き本当にありがとうございました。やはり実体験を聞けたことはよかったと思います。不登校当初、激しく怒ったり、一人涙することもありましたが、本を読んだりして吸収して、対処してきたことが、あまり間違えていなかった、答え合わせができたような気がしています。

「太郎さんから子どもたちへの手紙」

            

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