2024年度 第1回 お子様の登校でお困りの保護者の集いを開催いたしました
2024年12月18日
12月14日(土)に、「学校に行きづらい・休みがち・不登校の子の保護者の集い」を開催致しました。
保護者16名、卒業生保護者4名、教職員10名が参加し温かい雰囲気の集いとなりました。たくさんの参加者が集まったことで、同じような経験は自分だけではなかったと肌で感じることができました。参加者それぞれのご経験からヒントを得たり、がんばろうと元気がもらえたような時間でした。帰る時には表情が明るくなっている参加者が多くいらしたことが印象的でした。今後も生徒・保護者・教職員みんなで一緒に悩み考えていけたらと思います。
次回は1月25日(土)に不登校経験者の話を聞く会を予定しております。
参加者の感想を一部ご紹介します。
・子どものメンタル不調や登校できない状況については何となく知られたくなかったり後ろめたい気持ちもあり、参加を迷いましたが、いろんな方々のお話を聞けて参加して良かったです。保護者の側からの気持ちや経験、具体的な対処法など、ひとりひとり状況は違えど大変参考になりました。
・同じように不登校で悩まれている保護者の経験・悩みを共有でき、孤独さがいくらか解消できたのと、頭ごなしに叱りつけるだけであまり我が子に寄り添ってこなかった自分を痛感することができました。子どもと同じ目線に立たなくては、今後どうしたらよいのか道筋も見出だせないし、前に進ませることもできません。本日は貴重な集いの場を設けていただき、本当にありがとうございました。
・学年別にお話をしたとき隣のお母さまから『子どもを1日10回褒めると良い』と伺いました。これはすぐに出来そうなので実践してみようと思います。
・様々なお子さまの事情、様々なご家庭の事情を知ることができ、その苦しみに胸を打たれつつも、我が家だけではないという安堵もありました。どう対応していたのか、どう乗り越えていけたのかの卒業生保護者様の経験談も様々で「時間」「感情」「受容」といった今後に自分に翳すキーワードも得られたことはとても有り難かったです。参加者様はご事情や想いを赤裸々に語られており、自分を含め不安を吐き出す場所が必要なのだなと感じました。解決をさぐるのも大切ですが、当事者たちが孤立しないような思いを共有できる環境?支援?も大切なのかもしれないな、と思いました。
・子どもが不登校になって、不安や孤独感が強く、辛い時期でした。同じような境遇の保護者の皆様と話し合う事で気持ちが少し軽くなりました。結論や答えが欲しいのではなく、気持ちを共有したり、乗り越えた話を聞いたら、我が子が元気になる事に希望を持てます。本人を支える家族が幸せで元気でないと子どもも元気にならないのだと思いました。