法政高校陸上部 女子都駅伝 16位

2022年11月4日

11月3日は特別な日です。
東京の陸上部全てが荒川河川敷に集合し、3年間分の思いをぶつけ合います。
今年のチームは3年生2名、1年生3名。3年生もコロナ禍の影響で練習できない時間が半年以上ありました。
中学校に陸上部がないため、ほとんどが高校からのスタート。
学校内には練習場所がありません。
それでも、僕たちは陸上が持っている個としての強さ、そしてそれがかけ算となるチーム力を大切に特別な時間を過ごしてきました。
今年の大会でのベスト、試走会での結果から、27位が目標でした。
しかし、1区の3年生から自分の予想を大きく上回るペースで襷がつながり、3年生への想いを力に変えた1年生3人から、最終区の3年生までベストを遙かに凌駕するタイムでフィニッシュ。
16位。
法政高校陸上部が特別なのは、走る選手も、サポートに回る部員も、みんなが大きな役割を持っていることです。
当日はポイントごとに設定タイムを伝える人、現在の順位を伝える人、部員、保護者の方々みんながその情報をリアルタイムで共有し合いながら、共に走っています。
駅伝までには、これまでの歴代の先輩達のビデオを見て、残したレポートからその想いを受け継ぎ、それらすべてが1本の襷へとつながります。
今年のチームスローガンは、“succeed”。
意味は2つ。
“歴史を受け継ぐ”、そして“成功する”です。
2つ目の意味が形になるためには、天の時、運をつかむ必要がありました。
目の前に落ちているゴミがあったら拾う、チームのみんなが無事にスタートラインにたどり着けることを願いながら。
そうしたみんなの想いが生み出した特別な1日でした。
次は11月27日に行われる三鷹駅伝です。

練習見学など希望がありましたらお気軽にご連絡ください。

法政高校陸上部顧問
木村 越
連絡先:etsu@hosei.ed.jp

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