国際交流

フランスの作家、アルベール・カミュは自身の作品の中で次のようなことを書いています。「世間に存在する悪は、ほとんど常に無知に由来するものであり、善き意志も、豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがありうる」

本校の国際交流で目指すところは、海外のさまざまな人たちと豊かな人間関係を築くということです。
そのためには、お互いの文化や歴史など多くのことを正しく知り、偏見を持つことなく、お互いを理解する姿勢が不可欠です。
本校では、さまざまな交流を通じて、国境を越えお互いを尊重し理解する機会として、海外での語学研修を実施しています。また、海外からの留学生を積極的に受け入れています。国際交流を通して、多角的な視点からものごとを考え、いつの日か世界の平和に貢献できる人を一人でも多く育てる機会を作ります。

中学3年海外語学研修(希望者対象)

2023年度につきましては、夏休み期間中に「本校での通学型オンライン研修」を実施する予定です。外国人講師との英会話や海外とオンラインで繋がることを通じて文化交流をはかり、英語力の向上の一助となる研修を行う予定です。2024年度以降は、現在新たな語学研修先・研修形態を検討中です。

カナダ語学研修(高校生希望者対象)

ブリティッシュ・コロンビア州、ビクトリアで約2週間、ホームステイをしながら現地校(Royal Roads University)に通います。現地の大学生が2年かけて学んでいる「環境リーダーシップ」という学問分野について、さまざまなアクティビティを通して学んでいきます。英語学習だけでなく、カナダの自然、文化、歴史、日本とは異なる価値観を得ることのできる研修です。

ドイツ ギムナジウム校との提携

オステーギムナジウム・ティメンドルファー・ストランド校と交流提携をしています。本校からは高校2年生と3年生の成績優良者2名が毎年、年度末に派遣されています。2017年度は、9名のギムナジウ生徒を短期間受け入れ、本校のさまざまな学年と交流を図りました。

本校への留学生との交流

本校では、アメリカ、オーストラリア、インド、スウェーデン、モルドバ、シンガポール、ドイツ、ミャンマー、ノルウェー、デンマークなどさまざまな国から留学生を受け入れてきました。留学生たちが日本語や日本の文化について学ぶだけでなく、本校の生徒にとってもさまざまな国の文化を学ぶ機会になっています。また、鈴掛祭では、一般の来場者たちと留学生たちの交流も図っています。

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