国際交流

フランスの作家、アルベール・カミュは自身の作品の中で次のようなことを書いています。「世間に存在する悪は、ほとんど常に無知に由来するものであり、善き意志も、豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがありうる」

本校の国際交流で目指すところは、海外のさまざまな人たちと豊かな人間関係を築くということです。
そのためには、お互いの文化や歴史など多くのことを正しく知り、偏見を持つことなく、お互いを理解する姿勢が不可欠です。
本校では、さまざまな交流を通じて、国境を越えお互いを尊重し理解する機会として、海外での語学研修を実施しています。また、海外からの留学生を積極的に受け入れています。国際交流を通して、多角的な視点からものごとを考え、いつの日か世界の平和に貢献できる人を一人でも多く育てる機会を作ります。

中学3年海外語学研修(希望者対象)

2024年度は、オーストラリアのアデレードにて、11日間の語学研修を行いました。ホームステイをしながら現地校に通い、現地の生徒との交流や街中の観光など、授業だけではなくアクティビティも楽しみました。授業は母国語を英語としない生徒を対象としたレッスンであるESL(English as Second Language)を現地の先生から学ぶことができ、中学生でも安心して受講することができます。また、オーストラリアは自然に恵まれ、独自の文化もあり、その一端を味わうことができるのもこの研修の魅力です。
※高校ではカナダ語学研修を実施しています。

ドイツ ギムナジウム校との提携

オステーギムナジウム・ティメンドルファー・ストランド校と交流提携をしています。本校からは高校2年生と3年生の成績優良者2名が毎年、年度末に派遣されています。また、2年に1度、ギムナジウム校の生徒が短期留学として本校に訪れています。滞在中は本校生徒と授業を受けたり、部活動に参加したりと、学年を超えて交流できる機会となっています。2025年度は5名の生徒が来日予定です。

本校への留学生との交流

本校では、アメリカ、オーストラリア、インド、スウェーデン、モルドバ、シンガポール、ドイツ、ミャンマー、ノルウェー、デンマークなどさまざまな国から留学生を受け入れてきました。留学生たちが日本語や日本の文化について学ぶだけでなく、本校の生徒にとってもさまざまな国の文化を学ぶ機会になっています。

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