国際交流

フランスの作家、アルベール・カミュは自身の作品の中で次のようなことを書いています。「世間に存在する悪は、ほとんど常に無知に由来するものであり、善き意志も、豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがありうる」
本校の国際交流で目指すところは、海外のさまざまな人たちとも豊かな人間関係を築く機会になって欲しいということです。
そのためには、お互いの文化や歴史など多くのことを正しく知り、偏見を持つことなく、お互いを理解する姿勢が不可欠です。
本校では、自然な交流の中で、国境を越えてお互いを尊重し理解する機会として、海外での語学研修を実施しています。
また、海外からの留学生を積極的に受け入れています。国際交流を通して、多角的な視点からものごとを考えられるようになり、ひいては、いつの日か世界の平和に貢献できるような人が一人でも多く育っていくことを夢見ています。8月に希望者のみで実施予定です。プログラムの詳細に関しては現在数カ所の中から検討しています。学内で決定した時点でここに記載します。
カナダ語学研修(1年~3年生希望者対象)
2024年度より、オンタリオ州の州都トロントにて16日間の語学研修を行っております。トロント大学内にあるSt. Michael’s Collegeでのサマープログラムを体験します。海外ならではの大学寮であるドミトリーに宿泊し、1日中海外での学生生活を体感することができます。授業は、会話と聴き取りを中心とした実践的なものを午前中に受け、午後からはエクスカーションとアクティビティを通して英語を身につけていきます。
※中学では3年生を対象とした語学研修(オーストラリア)を実施しています。

ドイツ ギムナジウム校との提携

オステーギムナジウム・ティメンドルファー・ストランド校と交流提携をしています。本校からは高校2年生と3年生の成績優良者2名が毎年、年度末に派遣されています。また、2年に1度、ギムナジウム校の生徒が短期留学として本校に訪れています。滞在中は本校生徒と授業を受けたり、部活動に参加したりと、学年を超えて交流できる機会となっています。2025年度は5名の生徒が来日予定です。
本校への留学生との交流

本校では、アメリカ、オーストラリア、インド、スウェーデン、モルドバ、シンガポール、ドイツ、ミャンマー、ノルウェー、デンマークなどさまざまな国から留学生を受け入れてきました。留学生たちが日本語や日本の文化について学ぶだけでなく、本校の生徒にとってもさまざまな国の文化を学ぶ機会になっています。